我が家にはお迎えして374日目の、赤柴の「つむぎ」さんがいます。
そして妹の黒柴「まお」がやってきてから32日が経ちました。
まおが来てからもう1ヶ月。
二人は仲良くサンマを取り合うようにもなっています。
そんな様子はこちらから
だいたい、つむぎとまおってなにさという方はこちらからどうぞ。
「柴距離」って知っていますか?
「柴距離」、柴犬を飼っている人にはあるあるの話ですが、柴犬には「柴距離」というものがあるんです。
これは、柴犬は飼い主とべたべたするのを好まず、ある一定の距離をとろうとすることなんですね。
犬を飼いたい!と思ったときにいろいろ犬種を調べると思うのですが、たいてい柴犬を選ぼうとすると
「柴犬はべたべたしないので、いつも抱いてよちよちしたいのなら避けたほうがよい」
と注意されることが多いくらいです。
我が家は犬を飼うなら、最初から「柴犬」を飼いたいと思っていました。
でも、柴距離のことはあまり知らなくて、つむぎを飼い始めてから
こいつ、ドライやな
と感じることがしばしば。
でも、我が家には子どもが二人いて手がかかることも多かったので、いつもまとわりついてくるカワイ子ちゃんよりは楽だった気がします。
そんな柴距離全開のつむぎさん
この嫌そうな顔。
撫でられるのは嫌いじゃないのに、あからさまにこんな顔をしてくれます。
これ以上近づくんじゃねえよと言っております。
柴距離がない!?
じゃあいいですぅ。飼い主は一人でソファで寝ますよ。
とすねてソファで一人で転がっていると
…!!
っなっ⁉
すごく近いところにまおがおりました。
なんやら私のジーンズをハムハム、もみもみしております。
こやつには、柴距離がないのかっ!?
まだちびっこなので、柴距離が形成されていないのか、こんなに距離が近いと
…ちょっと嬉しかったり(照)
なんて思ってしまったり。
この時も、頭や首をなでてやると気持ちよさそうにしているまおを見ていると
実は、こうしてみたかったのか⁉
なんて飼い主にも新たな気持ちの芽生えに戸惑ったりしてしまいました。
どうして柴距離をとるのか
どうして柴犬はそんなほどよい距離感があるのでしょうか。
それは
マイペース
だからです。
もともと頑固で警戒心も強い、猟犬として人と生活を共にしてきた柴犬ですが、誠実なはずなのに非常にマイペース。
自分がしてほしい時にはいろんなアピールをしてくるくせに、飽きたり興味がなくなったりするととたんにその場を離れてしまったり・・・。
でも、それこそがTHE・柴犬だよね、なんて思っていると
寝始めた、柴距離感のない柴犬、まおがそこにいました。
このまんまだと動けん…。
あまりのかわゆさに動かすのもかわいそうだと固まる飼い主。
もうちょっと大きくなったら、柴距離出てきちゃうのかなー。
ちょっと寂しいかなー。
なんて思ってしまったのですが
遠くで寝ているつむぎを見たら、やっぱりそれが柴犬のいいところだよなーなんて。
今では両極端な二人ですが、こうやって静かに寝ているので飼い主はコーヒータイムにでもしようかと・・・・
あっ、まおが寝ていて動けないんだった…。
一緒に寝てしまうことにします。