キームンとは?中国の紅茶キームンについてご紹介します

紅茶
紅茶 TEA
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みなさん、祁門(キームン)紅茶ってご存知ですか?

キームンは中国で生産される紅茶です。キーモン、キーマンなどとも呼ばれます。
意外と感じるかもしれませんが、お茶の発祥の地は実は中国なんですよ。

中国と聞くと、烏龍茶などを想像する方も多いかと思いますが、紅茶も生産しています。
紅茶のシェアは少ないですが、聞いたことがあるかもしれませんが、ラプサンスーチョンなど、ヨーロッパで人気の銘茶が揃っているところでもあるのです。

今回はそんな中国の銘茶、キーモン紅茶についてご紹介します。

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キームン紅茶の生産地

キームン紅茶の産地は、中国江南省との境界に接している、安徽省(あんきしょう)南西部に位置する祁門県にあります。

4~8月には年間降雨量の70%近くが集中し、冬は乾燥した日々が続きます。
温暖湿潤な気候ですが冬には氷点下まで気温がさがるほど、冷え込むところもあります。

キームンの歴史

18世紀末、イギリスは中国のお茶の主要な輸出先でした。当時、イギリスへ輸出するお茶と言えば、烏龍茶系のお茶を経て紅茶に近づく発酵度の強い工夫(コングー)茶が主流だったのです。
やがて、そのコングー茶はイギリスなどの要請で、さらに発酵度を高めコングー紅茶へと変化していき、中国の紅茶として代表的なものへとなっていったのですね。

後に、そのコングー紅茶は南中国産、北中国産と別れ、特に北中国産のものはイングリッシュ・ブレックファースト・ティーとして人気がでます。

1870年代までは、緑茶の生産が主流でしたが、1870~1880年代にキームン紅茶が誕生すると、世界中から銘茶として名を広めていったのです。

茶葉のシーズン

生産時期は5~9月ごろですが、最上級品は8月ごろに生産されます。
生産量およそ500tと言われていますが、最上級品はその中の10%にも満たないとされています。

名前から想像できるように、工夫(コングー)の名前の通り製法は熟練した人の手によって摘まれ、茶葉が破れることなく、固く、丁寧に仕上げられていきます。

茶葉について

キームン紅茶の茶葉は黒から灰黒色をしています。
水色は、黄橙色から赤褐色をしており、独特的な薫香をもっているといわれます。

良質なものになるとバラや蘭のような甘い芳香をもち、かすかなスモーキーフレーバも感じられます。その卓越した香りは「紅茶のブルゴーニュ酒」と讃えられています。
芳醇で軽やかな渋みも人気の一つとなっていて、中国のお茶でもみられるように、品質によって8段階ほどに分けれらており、品質の優劣が区別されています。その等級によって、味わいも随分と変わってくる紅茶なのです。

おススメの飲み方

世界三大銘茶として知られるキームンですが、その香りからずいぶんと個性的なお茶といえます。

そんな個性的なお茶は、ブレンドティーとして飲むのがおススメで、よく聞く「アフタヌーンブレンド」にも、このキームンが使われていることがあります。

このキームンの芳醇で独特のスモーキーな香りは、西洋の人々から見ると、東洋の神秘的な感じを想像するようですね。

また、クリスマスの時期になると人気が出てくる紅茶「クリスマスローズ」にも、キームンが使われてます。キームンをベースにローズやローズヒップを加えたもので、とても華やかなブレンドティーです。
クリスマスの時期のお菓子として有名な「シュトーレン」ととてもよくあうので、ぜひクリスマスの時期には、シュトーレンと合わせて飲んでみてください♪

茶葉は高級品となると手が出せないほどの値段になりますが、ティーバッグなどでしたら、比較的安価で売られているものあります。
まずはお試しでそのようなものから少量で飲んでみてもいいかもしれませんね。

 

 

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